Amazon Basic Rechargeable AA NiMH Batteries, High Capacity, 2,400 mAh, Up to 400 Charges, 24 Pack

【高く評価する点】大容量（2400mAh）ならではの持続力：これまで使っていた一般的な充電池（1900〜2000mAhクラス）と比較して、一度の充電での持ちが明らかに長いです。特にXboxのコントローラーで使用した際に、電池交換の頻度が目に見えて減ったのは大きなメリットでした。圧倒的なコストパフォーマンス：8本入りでこの価格は、有名ブランドの高性能充電池と比較すると非常に安価です。頻繁に電池を交換・充電するような使い方をする場合、初期投資をすぐに回収できるほどの経済性があります。プリチャージ済みですぐ使える：届いた時点である程度充電されているため、パッケージから出してすぐに使えるのは地味ながら便利です。【購入前に知っておくべき注意点】自己放電はやや早い印象：これは高容量タイプの充電池全般に言えることですが、「満充電してから長期間放置する」という使い方にはあまり向いていません。数ヶ月使わずに置いておくと、いざ使おうとした時にはかなり容量が減っています。「充電してすぐ使う」というサイクルでの使用が前提です。時計やリモコン、防災用の備蓄など、長期間放置する機器には、自己放電が少ないタイプの充電池（例えばeneloopの通常モデルなど）の方が適しています。電圧1.2Vの特性：ニッケル水素充電池の電圧は1.2Vです。一般的なアルカリ乾電池（1.5V）よりも低いため、一部の機器では、まだ十分な残量があるにもかかわらず「電池残量低下」の警告が早く表示されることがあります。これは故障ではなく、電池の特性によるものです。充電回数は多くはない：パッケージにある通り、充電回数は最大400回とされています。毎日充電するような使い方だと、1年少しで寿命が来ることになります。低容量タイプには2000回以上充電できるものもあるため、「1回の使用時間」を重視するか、「電池全体の寿命（総充電回数）」を重視するかで、どちらのタイプを選ぶべきかが変わってきます。【総評】この製品は、**「使用頻度が高く、電池の消耗が激しい機器を、経済的に使いたい」**というニーズに完璧に応えてくれます。ゲームコントローラー、電動おもちゃ、カメラ機材などには最適解の一つと言えるでしょう。一方で、使用頻度が低い機器や、防災用の備蓄として「いつでも満充電に近い状態で使える安心感」を求める場合には、より自己放電性能に優れた別の製品を検討することをお勧めします。製品の特性を理解した上で、自分の用途に合致するならば、非常に満足度の高い選択肢です。

【総評】★★★★☆ パワー、容量、価格、三拍子揃った優等生。しかし、全ての機器に受け入れられるとは限らない。私は日頃、様々な電子機器の内部構造や、その動力源となるバッテリーの化学的特性を探求することを趣味兼ライフワークとしています。特に、精密な医療機器から子供のオモチャまで、現代生活に欠かせない「電池」という存在には、並々ならぬこだわりを持っています。そんな私が、コストパフォーマンスの観点から長年注目し、ついに本格導入に踏み切ったのが、このAmazon Basicsの充電池です。日々のガジェットライフで増え続ける電池交換の手間とコスト。特にワイヤレスマウスやキーボード、カメラのストロボ、そして子供たちが夢中になる電動玩具は、まるでガソリンを撒き散らすがごとく電池を消費していきます。この悩みを解決すべく、充電池への完全移行を決意したのです。●ただの"安い充電池"ではない。その心臓部に宿る確かな技術力まず、この電池がどのようなスペックを持つのか、専門家の視点から少し深掘りさせてください。この製品は「ニッケル水素（Ni-MH）電池」に分類されます。かつての充電池の主流だったニッカド電池が抱えていた、使い切る前に充電すると容量が減ったように見える「メモリー効果」が大幅に改善されており、非常に扱いやすいのが特徴です。注目すべきはその容量、「2400mAh（ミリアンペアアワー）」。これは電池がどれだけの仕事量（エネルギー）を蓄えられるかを示す数値で、人間で言えば「基礎体力の高さ」のようなものです。一般的なアルカリ乾電池が約1500～2000mAh、充電池のスタンダードモデル（例えばパナソニックのエネループ通常版）が約1900mAhですから、この2400mAhという数値がいかにパワフルであるかお分かりいただけるでしょう。この大容量が、後述する「粘り強さ」の源泉となっています。さらに、この電池は「低自己放電」タイプであり、「プリチャージ済み」で届くのも大きなメリットです。従来のニッケル水素電池は、満充電しても使わずに放置しておくと、エネルギーが自然に抜けていってしまう「自己放電」という弱点がありました。しかし、この製品は負極材料の改良などにより自己放電を大幅に抑制。メーカーによれば、満充電から1年後でも約80%の容量を維持するとのこと。これにより、充電後すぐに使わなくても、いざという時に「カラッポだった…」という事態を防げるのです。防災用の備蓄としても、非常に心強い存在と言えます。そして、最大400回という充電可能回数。これを8本パックの価格で割れば、1回あたりのコストがいかに低いかは言うまでもありません。使い捨て電池を買い続ける経済的負担と、環境への負荷を考えれば、充電池への切り替えはもはや「選択」ではなく「必然」とさえ感じます。●実力の片鱗は"ここ一番"でこそ輝く。ただし、思わぬ物理的障壁も…実際に様々な機器でこの電池を使用してみました。まず、そのパワフルさを実感したのは、デジタル一眼レフカメラの外付けストロボです。アルカリ電池では、数回フル発光させるとチャージ時間が露骨に長くなり、「ジー…ジー…」と心もとない音を立てますが、この電池だと「キュイン！キュイン！」と驚くほどスピーディにチャージが完了します。連続発光させてもパワーが落ちにくく、シャッターチャンスを逃しません。これは、ニッケル水素電池が持つ、大きな電流を安定して流せるという特性と、2400mAhの大容量が見事に噛み合った結果でしょう。子供のプラレールやミニ四駆といったモーター駆動の玩具でも、その差は歴然です。アルカリ電池だと徐々にスピードが落ちていくのが分かりますが、この電池はまるでラストスパートをかけるかのように、電池切れ寸前まで力強い走りを「ググッ」と維持してくれます。この「粘り腰」は、頼もしいの一言に尽きますね。プリチャージ済みというのも、想像以上に便利でした。届いたその日に、パッケージを破ってすぐに使える。この「パッ」と使える手軽さは、地味ながらも非常に重要なポイントです。しかし、ここで星を一つ減らした、そして多くの人に知っておいてほしい重大な注意点があります。それは、この電池が「一般的な単三電池よりも、ごくわずかに大きい（太い）」ということです。コンマ数ミリの世界だとは思いますが、この差が明暗を分けることがあります。例えば、私が使っている特定のメーカーのワイヤレスマウスや、海外製のLEDヘッドライトの電池ボックスは、設計が非常にタイトでした。アルカリ乾電池なら「スッ」と収まるところ、このAmazon Basicsの電池は「ギチギチ…」「ムギュッ」と、かなり力を込めて押し込まないと入りませんでした。一度は、入れたはいいものの、取り出すのに一苦労したほどです。機器によっては、物理的に入らない、あるいは電池の外装フィルムを傷つけてしまう可能性も否定できません。これは、製造上の公差（許容される誤差の範囲）や、外装フィルムの厚みなどが影響していると推測されますが、特に精密さを要求される機器や、電池ボックスに余裕のない設計の製品での使用を考えている方は、慎重になるべきです。●絶対王者"エネループ"との仁義なき戦い充電池の世界には、パナソニックの「eneloop（エネループ）」という絶対的な王者が君臨しています。このAmazon Basicsの大容量モデルが直接のライバルとなるのは、黒いボディが特徴の「eneloop pro」です。スペックを比較すると、eneloop proの容量は約2550mAh、充電回数は約500回。対するAmazon Basicsは2400mAh、約400回。容量、充電回数ともに、わずかにeneloop proに軍配が上がります。品質管理の厳密さ、個体差の少なさ、そして何より「サイズ」の規格遵守という点では、長年の信頼と実績を持つパナソニック製品に一日の長があるのは事実でしょう。しかし、最大の判断基準となるのは「価格」です。Amazon Basicsは、eneloop proに迫る性能を持ちながら、圧倒的と言えるほどの低価格を実現しています。このコストパフォーマンスは、他社の追随を許さない、まさにAmazonブランド最大の武器です。性能のわずかな差と、絶大な価格差。これを天秤にかけた時、多くの人にとってAmazon Basicsが極めて魅力的な選択肢となることは間違いありません。●万人向けではないが、最高の相棒になりうる可能性結論として、このAmazon Basicsの充電池は、「完璧ではないが、極めて優秀」な製品です。王者エネループプロに匹敵するパワーと容量を、誰もが納得する価格で手に入れられる。この一点だけでも、購入する価値は十分にあります。ただし、その"マッチョ"とも言えるわずかなサイズの違いが、愛嬌で済むか、致命的な欠点となるかは、あなたが使用する機器次第です。この一点さえクリアできれば、これほど頼りになり、お財布に優しいバッテリーは他にないでしょう。自分の使用環境を見極め、賢く選択することをお勧めします。●こんな人におすすめ① とにかくコストを抑えて、パワフルな充電池環境を構築したい方② デジタルカメラのストロボやモーター駆動の玩具など、大きな電力を必要とする機器を多用する方③ 電池ボックスの設計に比較的余裕がある（キツキツでない）機器を主に使用している方④ 防災用の備蓄として、長期保存性能と初期コストのバランスを重視する方もしこのレビューが役に立ちましたら《役に立った》ボタンをクリックお願いしますm(_ _)m

あまり持ちが良くないと感じました

とても使いやすくて満足してます。

問題なく使えてます。

アイホンの玄関用ＺＡ－ＴＤ３に使いました。2500ｍＡｈが推奨のようですが、コスパ良くそこそこ信頼性があるアマゾンベーシックにしました。２４００ｍＡｈ仕様なので、２５００ｍＡｈがあれば良かった。

ニッケル水素電池なので、リチュウムイオン電池とは充電方法は完全に放電してからでないと、バッテリー寿命が短くなるので、その点を注意すればコスパに優れている。

物の出来不出来はともかく、プリチャージされているとの商品説明は当てにしないように。そりゃ保管中に放電するだろうし、満タンとはこちらも思っていないけれども、「届いてすぐに、とりあえず使える」レベルの残量もなかった。