MILES DAVIS Kind Of Blue (2015 UK/EU issue of the classic 1959 5-track stereo LP pressed on Audiophile quality 180 Gram HQ Virgin Vinyl picture sleeve reproducing the original album artwork. The sleeve displays minimal wear thev vinyl looks barely played DOL725H)
ご**ん
アナログ&ステレオ仕様です
とてもとてもとーっても良い作品であることは承知のうえですからね。で、悩ましいのは録音のタイプの選び方ですよね。これを本格的に聴くならやはりアナログ&モノラルがいいのかなと思うのですけど、そうするとプレーヤーがね、うちの安物だとダメなわけで。で、アナログ&ステレオを選んだ次第です。モチのロンでいい音です。文句ないです。あとレコード盤の厚みが凄い、これは盤が黒いやつなんですが厚みが違うの分かります。これはちょいといいプレーヤーで聴くようにできているんですかねぇ、今度はちょっといいプレーヤーが欲しくなりました。
ポ**じ
失敗作ではない
ジャズ評論家の後藤雅洋氏が、マイルズ・デイヴィスはこの作品を「失敗作」と位置づけていると書いています。しかし、これは誤解を招く言い方で、マイルズは「狙いが外れてしまった(missした)」と書いているのであって、「失敗作」と言っているのではありません。ジャズ史に残る大名盤です。
は**考
不朽の名盤。Excellent
芸術にはある種の神話が含まれているように思います。それは音楽にも当てはまるのではないかと思います。では、本作における神話とは何でしょうか?それは”終わりの始まり”なのです。 ところで、アメリカという国の文化の本質とは何でしょうか?それは社会劇場なのです。エドガー・シャインによると、アメリカ社会で生きるアメリカ人は役割を演じています。そういった社会劇場をほのめかす言葉がアメリカ英語には散見されます。会合で「自分の役割を果たす」。「期待された役目(振舞い)ではない」、「筋書きを与える」、「同情心を見せる(Show)」、「話題(Show)をさらう」、「大谷翔平のSHO-TIME(Show Time)」、「年相応に振舞え(Act,*Actor=俳優)」、「状況(Scene)を変えたい」、「会議の準備をしたい(Set the scene)」、「お高くとまった(Upstaged)」、「人気をさらう(Steel the scene)」etc. では、私たち日本の文化の本質とは何でしょうか?土居健郎によると、それは甘えなのです。「甘んずる」とは本当は甘えられる状態ではないが、しかし甘えたつもりになることをさすのである。「すねる」とは素直に甘えられないからそうなるのであるが、しかしすねながら甘えているともいえるのである。「ふてくされる」「やけくそになる」というのはすねの結果起こる現象である。「たのむ」とは甘えさせてほしいということに他ならないのである。ひがむのは自分が不当な取り扱いを受けていると曲解することであるが、それは自分の甘えの当てが外れたことに起因している、のである。Etc. このように日本とアメリカでは文化的な差異があり、このことを念頭に置いたうえで、本作は理解されて然るべきです。裕福かつ音楽と身近な環境で育ったマイルスはクラシック等を日常的に触れていたのではないかと思います。そうした中で、オペラ座の怪人の如く役割=ジャズメンを演じていたのは言うまでもありません。そして、西洋音楽を超えるべく徹底的に探究を深めた結果、マイルス・デイヴィス=オペラ座の怪人の素顔がKind of Blue=ムーンライトであることに誇りを抱くこととなります。(それは本作のジャケットにエナクトされているのです。)それは、マイルスの最高傑作の誕生であると同時に、マイルスの”終わりの始まり”であったのではないでしょうか?その後、マイルスは文字通り”ジャズの帝王”となります。しかし、帝王として君臨すればするほど、彼のココロは病んでいき、それと共にジャズは暗黒時代を迎えることとなります。 21世紀の現在、ジャズは新たな地平を切り開いていることは言うまでもありません。様々な才能溢れるジャズメンが活躍し、先進的な音楽を発表していることは周知の事実です。そうした中で、マイルスの音楽史における歴史的な位置づけは変わりつつあるかと思いますが、私はそれでも時折本作を自宅で静かに聴き続けたいと思います。マイルスに敬意を表して。
Y**U
素敵な…
改めてどうこう言うことのない名盤でしょうが、一言。ジャズ初心者で、正直ジャズは自分には合わないのかなと思っていたんですが、これは最初の曲から、ゴキゲンな現代音楽として聴けました。こんなに洒落た音楽があったんですね!
B**Y
LP最新プレスにノイズが
このアルバムで一冊の本ができているくらいの歴史的作品です。今更何もいうことはありません。CDの解説で小川隆夫さんが、このアルバムでキャノンボール・アダレイとウィントン・ケリーはマイルズのやりたいことが理解できずにいたということを書いていましたが、そう言われれば確かにそう聞こえてきます。やはりコルトレーンとビルは良き理解者でしたね。オリジナル盤にビルがコメントをよせていて、マイルズのコンセプトを墨絵に例えていましたがまさにそんな感じです。Ronny JordanによるSo What のカヴァーヴァージョンを聴いたときに、リフレインがこの曲の鍵だったことに改めて気がついたことを思い出します。そうやってこのアルバムを聴くと、マイルズはクールなリフレインの創造者だったのかもしれません。傑作、の一言です。 あらためてLPで買い直した(22年7月に発送された欧州SMEコロムビアレーベル盤)のですが、All Blues 4:12付近に製造過程でのノイズがあり返品交換しましたが、交換盤も同一箇所にノイズがありました。面倒なのでクレームはやめましたが、同一時期の製造ロットは同じだと思います。SME の正規盤でこの品質管理ですからね。購入を検討するなら数年してまた出てくると思うのでしばらく待ったほうがいいでしょう。そして、このノイズがエラーで出るデジタルに由来するノイズのように聞こえるので、マスターがオリジナル・マスターではなくデジタル化したマスターを使用しているかもしれません。そうだとしたら、ナンチャッテLPということになります。更にがっかりです。 盤は透明なヴァイナルを使っています。全く必要のない材質です。針を途中に落とそうにもよくわかりません。 MP3のフリーダウンロードができるコード番号が入っています。ストリーミングでHi-Resすら聴ける時代に、音の悪いMP3を落とす必要のある人なんているのでしょうか。せめて24/96くらいのファイルでいただけませんかね?
B**
マイルス良いね「
気に入ってます
I**N
結論
やはりモノラルに限る
B**O
ジャズ史上最高傑作
この作品を聴いてピンとこなかった人はマイルス及びジャズとは縁が無かったと思って下さい。まぁ嗜好は人それぞれですからね。