Eiga no Osomatsu-san Blu-ray Disc Akatsuka High School Graduation BOX JAPANESE EDITION

2019年“マイ・ベスト・ムービー”第１位のポジションをいまだ譲らず、このまま逃げ切るかもしれない『えいがのおそ松さん』。まぁ、さまざまな意見はあると思うのですが、少なくともオレにとっては「あちこち爆発してる、とってもいい映画」でした。この『えいが』からオレが受け取ったメッセージは「あんまり考え過ぎるな。そのまま行け！」、みたいな感じ、でしょうか。個人的には深作欣二監督の『資金源強奪』を思い出す部分もあり、エンドロールも過ぎた、それこそ最後の最後まで観てはじめて真価がわかる、そんな映画でもあると思います。今回、《前説劇場》が全部観たかったのと、“高橋さん”にまた会いたくて、外付け特典なしの豪華版を購入してしまいました。予想はしてましたが、届いてビックリ。「ちょっと高いよな……」という、ずっと頭のどっかにあった思いを、一瞬とはいえ払拭してしまうような、この豪華な仕様。外箱がもうちょっと頑丈だったらもっとよかったけれど、この詰まりに詰まった中身を前にしては、もう言葉もございません。“卒業記念品風”ということで、帯ではなく「のし」の裏面に、主要なデータが記載されており、このままの状態でとっとくためには、もう１セットの購入が必要という……。それはともかく、「のし」を外すと最初に見えてくる、修学旅行のブロマイドが、とてもよい感じであります（ブロマイドは他にも５枚、ついています）。本編ディスクには、特報・予告・TVCMなども収録。いつものように、画質はとてもよいです。特典ディスクには《前説劇場》６種類すべてを収録（オレが観に行った時は、もう一周していて『第１松』だったから……７週め！）。さらに2019年３月31日、６つ子キャストが勢揃いした、（ほぼトーク・セッションに近い）舞台挨拶の映像（約27分）、そして本編映像と共に楽しめる、２人ずつリレー形式での６つ子キャスト・コメンタリーも、こちらに収録。バイノーラル録音での収録ということで、ヘッドホンで聴きましたが（皆さんマイクで遊んでましたね…）、あちこちでぶっちゃけた本音トークが炸裂しており、いや、爆笑させていただきました。そしてそして、トト子と６つ子による―というか、作ったのはおなじみTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDの皆さんですが…―新曲を収録したCDまで！テクノボーイズ ver.も含んだ３バージョン収録で、素直にうれしかったです。と、ここまでがディスク関係で、まだ紙関係のモノが残っていました。シンプルながらいい編集のカラー・ブックレット（新曲の歌詞や、ムビチケカードに使われた、いい感じのイラストも掲載）。ラスト・シークエンスのみを収めた絵コンテブック。そして、なんとも分厚い、AR台本の縮刷版（といっても、文字はしっかり読めます）！これらを読んで、いくつかの謎は解けましたが、また新たな謎が生まれたりして、またまた本編が観たくなるという、ニクい仕様になっております。さて、私たちが再び６つ子に会える日は、果たして訪れるのでしょうか？やっぱりそれは、このブルーレイ＆DVDの売れ行き次第……なのかなぁ?!

正直、おそ松さんが映画になると聞いてどんな内容になるか全く想像ができず、最初は期待していなかったのですが、とても面白かったと思います。まず、ちゃんとギャグをやってくれたことが本当に嬉しかったです。安っぽい感動話や炎上狙いの度を越した下ネタ、投げっぱなしシュール風コントじゃなかったことに本当に安心しました。申し訳ないのですが、おそ松さんの二期四話などシリアス風の話や家族が変に仲が良すぎる話は個人的に全く性に合わなかったので、ギャグ連発の笑える映画だったことに本当に安心しました。ややオーソドックスな作りですが隅々まで笑いを入れて真っ向からギャグをやってくれたことそれ自体に本当に感動しました。ラストの障害物を駆け上がりながらのセルフコンパッションのシーンは音楽と相まって盛り上がり、とてもよかったです。（特にチョロ松）とはいえ客層を意識したと思われるキャラクターや泣かせようとしてくる場面、ファンムービー的な意図など、少しひっかかるところはありました。（個人的にはいらなかった）作画も、もう少しなんとかならなかったのかなという印象です。気になった点を少し書きます。18歳の6つ子はインパクト狙いの出落ちキャラで、映画を観てる最中はとても面白いのですが、冷静になると逆に現在のニートの6つ子のキャラの深みが失われたと思います。その場限りだったらいいんですが、それぞれ面影はあるとしてもこれが成長してあのむつごになるのか？と思ったら性格（行動）に振り幅があり過ぎてキャラとしての一貫性に欠けるような。「変に真面目ぶる」「根は気が弱い」→だから高校時代はこうだったろう、という演繹的な発想にしても、その特徴的な「一部分」をクローズアップし過ぎてB面どころじゃないほとんど別人で（そこがギャップで面白い部分なのでしょうが）取ってつけたように「あー昔はお前ああだったよね」というセリフをキャラクターに言わせても「無理があるなあ」と思ってしまいました。特に一松は一般的な高校生の黒歴史あるあるネタを当て嵌めてやらされた感がありました。正直、一松のネタが面白かったのは事実ですが（カラオケ屋のくだりは爆笑）映画の面白さのために今まで培ってきた一松というキャラをぶち壊したと思います。「頑張れば一軍に混じることができる（無理し過ぎると死ぬけど）」という過去によって現在の一松を見ても「圧倒的最下層カーストって言っても一軍に入れるポテンシャルはあるんでしょ？」と醒めた目になってしまいました。根暗だけど明るいことに憧れている、普通の面もある、ということと実際に一軍に混じることができるということは大きな差があると思います。あと、TVアニメのアルバムの学ランの十四松をごまかすために、映画公開後に「間違えて学ランを着てしまった十四松」という設定のイラストをつけ足したり、正直、なんでそこまで整合性をつけようとするのか？と思いました。そういうところがガバガバなのがギャグアニメのユルさでいいと思うんですが…。後から作られた映画のために本編の方が間違いだったことにしてしまうのは、何か本末転倒感があります。というか、クラスメイトに揶揄されて人並みに世間の視線に傷つき将来ニートになる自分たちに驚く、そこそこ普通の感性を持つそこそこ常識的な性格の六つ子が、現在では長い間ダメ人間ニート生活を謳歌しているのを見ていると、やっぱり過去の6つ子は映画のために作られた別物だとしか思えません。（卒業式の日に自分たちの進路が決まってないことをわかってるだろうに「僕たちニートになるの！？」と驚いているのも不思議ですが…高校三年生の長い期間、受験や就活をしないでいる自分たちの自覚が無く毎日を過ごしていたのでしょうか？)(世間の目に傷ついてわざわざ全員バラバラにはなるけど、全員が受験も就活もせずにいることに対しては世間の目は気にならないのも矛盾を感じます)あと、高校一年生の時はいつでもどんな時でも全員が同じポーズを取ったり、まるで6人全体で一つの単体生物みたいな描写をしていますが、「おそ松くん」でもあんなに統制が取れた感じじゃないです。全員バラバラで意見が対立し、ケンカもし、独立した人格があります。性格は似ていますし外見も見分けがつきませんが、でも誰かがガラスを割ったら一人は他の誰かのせいにしたり、一人は逃げたり、一人は謝ったりくらいの最低限の個性はあります。少なくとも「おそ松くん」の6つ子はあんな映画の一年生時のクローン生物みたいではないです。それなのにまるで「今までは6人で考えることも感じることも同じで上手くやっていたのに、クラスメイトに揶揄されて初めて自我が芽生えて個性が生まれてバラバラになった」風に描かれてしまっています。なので、「おそ松くん」から映画への繋がりの前提も個人的におかしいと思いました。子供時代にあんなに悪ガキだった六つ子が高校生にもなって「おそ松う〜！(略)」なんて小学一年生みたいな挨拶をするとも思えないし…。結局おそ松くんとおそ松さんの整合性なんてどうやってもつかないんだから、無理矢理映画で繋ぐ意味が無いので映画は映画として独立したものでいいのではないでしょうか。もし三期があるとして過去の18歳の時のむつごの個性がギャグとしてでも出てきたり「昔は●●だったよね～」みたいなやりとりがあったらう～ん…と思ってしまいますね。高橋さんがしれっと元気に出て来たらちょっと笑ってしまうとは思いますが。元々おそ松くんとおそ松さんの間には何もなかったのに、映画のネタ作りのために後から「実は高校時代は仲が悪かった」という後付けエピソードを付け加え、更にその整合性のために「一期では実は間違って学ランを着てた」と過去を修正してくる……そうするとこっちも「後から全部ひっくり返されて、実はこういう面もありました、ああいう過去もありました、と、ネタありきでどんどん性格や関係性を変えられていってしまって、もうキャラにも作品にも信頼がおけなくなってしまうんじゃないか」という、イヤな予感を感じてしまいました。話は少しずれますが、よく漫画や映画などで「よくわからないけど変なヤツ（大体飄々とした悪役）」が人気が出て番外編が作られてそこで「実はこんな過去があったからコイツはこういう性格になった」という、いかにも後から考えた設定をつけられて一気に興ざめする、おそ松さんの場合とはちょっと違いますが、この映画にそういう印象を受けました。なんだかわからないけどニートでも平気で生きてる（そこそこ葛藤はしてる絶妙なバランス）デタラメな兄弟にも、シリアスな過去があったんだ、人並みの感覚や意識があったんだ、という、ちょっと寂しい気持ちですね。せっかくの「余白」を一発ギャグと余計なシリアスの蛇足で潰してしまったという感じです。ちょっと長くなってしまいましたが、逆に言うとそれ以外はおおむね満足しています。ギャグ部分だけを見ると本当によかったです。他に良かったところは音楽ですね。オープニングのポップでお洒落で作画も素晴らしい「ネコとディスコとサカナ」そしてここから話が一気に盛り上がる「思春期バスターズ」「完全体おそ松さん」。サントラを購入して何度も聞いています。あと、オーディオコメンタリーについて。個人的には監督と脚本の方を呼んで欲しかったです。声優さんのファンは嬉しいでしょうが、一部の方は「ラジオでやってくれ」というような内容でした。キャラクターの人気が、二期の評判が云々、映画にかぶせて言う必要ありますか？せっかくの面白い映画が台無し。声優さん達がこの作品に何を思っているのかは、それはそれで興味があるので別の機会で聞きたい気持ちはありますが、ここではやらないで欲しかったです。そもそも6人全員同時にじゃなく、ペアに分かれて時間を区切って、という中途半端なことをするならオーディオコメンタリーは要らなかったです。声優さんの相性なのか、明らかに気まずそうだったりしゃべることが無さそうだったり…。人気声優だから全員同時に集めるのが難しいからしょうがない、我慢しよう、そういう忖度をこちらがしなければならないのでしょうか？

話・絵・声、全部でスタッフがどれだけキャラクターを大切にして気に入っているか、伝わってくる作品だった。二期は下ネタと出オチがキツく見ていて辛かったが、映画はいい意味で一般的でとても見やすくてよかった。もし映画からファンになった人がいたら本編を見て驚くかもしれない。それにしても18歳の６つ子のキャラが良くて3期でも高校編などで見たい。

予約店舗だけの特典の同封されてたカレンダーのケース、かなり大きいヒビが入ってました。知人の送られてきたケースにも同じ所にヒビが。外箱は私も知人も潰れた形跡はありませんでした。ヒビが入ってた場所が同じなので、梱包作業等で破損した感じに思います。ちゃんと対価を払ってるのでちゃんと検品してください。｢気づかなかった｣では済まされないほどの傷です。不良品です。

もともと1期の時からファンですが、そういう贔屓をなしにしても一つの映画としてとてもよくお話ができていて、赤塚エッセンスも効いた、ホロッとできる作品です。各キャラクターもはっきり紹介があるので、これまでのテレビシリーズを全くみたことがない人でも、逆に楽しいのではないかと思います。（見分けられなくて混乱しながら見るのもおそ松の醍醐味です。笑）元々のファンが嬉しい要素もてんこ盛りですが、変な内輪ネタのよう空気はないので、オススメです。

映画は素晴らしく、何度も観て何度も泣きました。テレビアニメ時のノリではないですが、やはり映画な分、見応えがあり私は凄く好きです。ただ、声優さん方のオーディオコメンタリー版が…正直聴く価値がわからないほど酷くて、これならいりませんでした。売りなはずの、一緒に観ている気分には到底なれず、終始マイクで遊んでいるだけ…。大好きな声優さん方ばかりでしたので、本当に本当に残念でなりません…。お忙しいのはわかりますが、もっと純粋におそ松さんという作品が好きなユーザーにも楽しめるように頑張って頂きたかったです。映画は素晴らしかったのですが、オーディオコメンタリーが足を引っ張ったので星3で…。

劇場で12回観ました。好きすぎます。これが手元に来るまでどんなにえいが松のロスになったことか(笑)最初は客観視してみましたが、成人むつご、１８歳むつご、サブキャラすべての気持ちになりながら何度でも楽しめます。BGM代わりにしながら一日一回は流しています。個人的には一松、トド松のカラオケでの喧嘩のシーンが大好きです。（チョロ松事変の弟松の喧嘩シーンも大好き）いつもはぶっとんでいる十四松が実は一番しっかりしていそうなシーンも大好きです。（鑑識十四松の大ファン）また特典のオーディオコメンタリーも楽しかったです。欲を言えば組み合わせはえいがと同じ（おそ・カラ、チョロ・十四、一・トド）にしてもらいたかった気もあります。また、「お茶の間で一緒に観ている気分」を味わえなかったのは残念です。えいがを観ながらえいがの内容を語って欲しかった。それでも☆５つは外せません。Amazonさんの特典はえいがのシーンをたくさん見られるのが嬉しかった。ありがとうございました。

Amazon限定特典が豪華です。劇場ではゆっくり見れなかったカットをしっかり見れるのは大変嬉しい。必ずAmazonで購入すると決めていました。映画の感想としては、かなり受け取り手、つまりは視聴者に解釈を委ねた映画ということです。「おそ松さん」という作品にはこれまでにも解釈する余地、余白が多く、そこが魅力の1つだったと思います。この映画では特にその魅力が爆発しているなと感じました。結局のところ、見る人にとってハッピーエンド、バッドエンドが分かれる、どちらとも取れる非常にバランスの良い映画だと思います。

好きな作品の後日談。最初は不安でしたが、良いラストだったと思います。

おそ松さんファンにはたまらない。1期のノリ。特典のBOXと各冊子、CDどれも最高です。

激安

とｔｔｔっても良かったです！

妹の希望により購入しました。ありがとうございました。

完璧・綺麗に配送され、内容はファンなら嬉しい台本等の特典でした。本編は劇場で観たことがあるので割愛させていただきます。

最高です。